2つの支払いモデルにおける、顧客の購入意欲を調査

課題
GLGのクライアントであるソフトウェア企業は、さまざまなクラウドベースのビジネスアプリケーションを提供しています。このソフトウェア企業は、事業会社向けに新しいサービスをローンチしようとしていました。しかし、製品パッケージはすでに決定している一方で、最適なマネタイズ方法が決定しておらず、サブスクリプションモデルにするか、従量課金モデルにするかの確信を持てずにいました。そこで、潜在的な購入者を対象としたオンライン調査によって、最適な支払いモデルと価格帯を決定する必要がありました。

GLGのアプローチ
GLGは、従業員数500人以上の米国企業のITディレクターおよびシニアマネージャー250人を対象に調査を行いました。回答者は全員、自社のテクノロジー関連予算の一部を保有しており、過去12ヶ月間にテクノロジーソリューションの購入に影響を与えた経験がありました。

調査の一環として、回答者が体系的に異なる価格の製品を繰り返し選択するプライスチェック（Price CheX）を実施しました。そして、回答者の選択に基づいて、ソフトウェ企業のチームがwhat-ifシナリオを作成するための価格シミュレーターを構築しました。

結果
シミュレーションの結果、特にサブスクリプションとして提供される場合、新しいサービスに対する強い関心が明らかになりました。また、現在の競合製品よりも高い価格設定であっても、競争力があることを示すこともできました。

このシミュレーターを使用して競合他社の製品の価格帯における顧客の嗜好もシミュレートすることができたため、最終的に、最も有効と思われる価格に変更することができました。