医薬品のヨーロッパ市場への参入

課題
ある製薬会社は新薬とデバイスの組み合わせを開発しており、ヨーロッパの主要国において既存市場をどの程度拡大できるか見極めたいと考えていました。また、どれだけの市場シェアを獲得できるのかも把握したいと考えていました。

リーチするのが難しい医師からの深い専門知識を求めていた製薬会社は、GLGに調査を依頼しました。

GLGのアプローチ
このプロジェクトでは、定性調査と定量調査のバランスを慎重にとる必要がありました。ヨーロッパの5つの市場それぞれに対応するため、GLGはプロジェクトチームを編成し、プロジェクトリーダーや現地語が話せる市場調査員を配置しました。

6週間にわたり、40人の医師に対するデプスインタビューを行いました。GLGは、新しい治療法に対する医師の反応をもとに、各国特有の反応や懸念事項を理解することを目的としたサーベイを作成し、このサーベイに参加する300人以上の医師を集めました。

結果
GLGのチームはデータを統合し、全体的な結果と国別の結果の両方を提示しました。また、医師の懸念点、ポジショニングや開発における推奨事項など、潜在市場のセグメント化された見解を製薬会社に提出しました。